acrylic アクリル絵具の仕事/画材・画法

彩色の仕事/キャンバスボードにアクリル絵具での手描き

画材/tools

キャンバスボード/アクリル絵具

城芽の彩色の絵の多くは、オリオンのイラストレーションボード(品番SW)のキャンバスボードに描かれます。キャンバスを模したペーパボードで、実際のキャンバスと比較すると、より規則的でドットの集合体のような仕上がりになります。そのためしばしばデジタル制作物と認識されることがあります。絵具はアクリル絵具で、マツダのセルリアンブルーを除くすべてはホルベインのアクリラでしたが、現在はアクリラが廃盤となり、同じホルベイン社のアクリリックです。絵筆はラファエロ、ダ・ヴィンチ、ホルベイン、ターレンスのものを組み合わせて使用しています。面相は使用せず、細い線描は4〜6号で勢いを殺して置くように描きます。

 

画法/steps

画法/steps
画法/steps

油びき五色混色着彩

水彩のような、ごく一般的な絵具の画法です。//下絵はキャンバスボード上に鉛筆で起こします。完成用の支持体に描いては消しを繰り返すため、強度のあるボードが必要となります。/下絵が完成すると見えるぎりぎりまで消し取ります。気に入った下絵ほど細部が邪魔をするので、その辺りは記憶にゆだねるやり方です。/ここでボードに油をひきますが、調合は公開しておりません。/彩色は輪郭線から始めます。この際油分にはじかれた変化あるタッチが得られます。/輪郭を描き終えたら、油を落とします。/使用するアクリル絵具は赤・青・黄の三原色と白・黒の5色で、混色して色を作ります。基本的に一気の厚塗りはせず、日本画のようにうす塗りを重ねて絵をつくります。肌と髪はもっとも気を使う部分で、グロスメディウムで絵具を薄めて描きます。カタチの修正は質感が異質になるため、最初の線で完成まで向かう描き方をし、多くの場合、フィギュア以外の白色はボードの白を生かしたままにします。面相は使用せず、細い線描は一般の4〜6号でゆっくりと置くように描きます。下絵の勢いを追って息を殺して描き上げるという感じです。